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2018-10

西城秀樹連載最終回「新たな墓」

 早いもので西城秀樹の短期集中連載は4回目、本日発売の週刊文春で最終回となります。

 ゴルフに精通した全世界百人のパネリストが選ぶ米ゴルフマガジンの百選に、毎回必ずランクインする日本のゴルフ場がある。伊豆半島の伊東にある川奈ホテルゴルフコースだ。そこから東伊豆の青い海を見下ろし、車で五分ほど走ると、プール付きの大きな別荘が現れる。その豪華なゲストハウスは、芸能界で「西城秀樹の別荘」と呼ばれた。
 生前の秀樹は誕生日になると、伊豆でゴルフコンペを催し、この別荘でパーティを開いた。親しい芸能人はもとより、広島の友人やタニマチ筋の企業関係者にいたるまで、多種多様な客がそこに招かれてきた。
 たとえば先週号で触れたイトマン事件の主役、伊藤寿永光もその一人だ。伊藤は人気バンド「寺内タケシとブルージーンズ」でボーカルを務めていた広島出身の藤本好一から西城秀樹を紹介され、一九八三年に秀樹が大手芸能プロの芸映から独立する際に力を貸した。個人事務所として立ち上げたアースコーポレーションは表向き、秀樹本人が社長に就き、古参のマネージャーや会計士が取締役や監査役として脇を固めていた。が、実は伊藤は、会社の資本金千万円の出資者でもあったという。(以下略)

 大スターのご冥福を心よりお祈りして。
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地面師「積水ハウス事件」で警視庁の失態

 いよいよ積水ハウス事件が大詰めを迎え、新聞各紙が本格捜査と報じています。ただ、その捜査の渦中、土曜日の午前1時過ぎに主犯格がフィリピン航空のファーストクラスに乗って羽田空港から「高跳び」してしまいました。明らかな警察の失態と言わざるを得ません。
 今回の事件では逮捕者13人を予定しているという観測が流れ、本日火曜日に着手するとも囁かれてきました。実際、警視庁捜査二課はその予定通りに捜査を進めていたようです。今度の逃亡については、捜査の大枠に支障はないと言い訳する向きもあるようですが、主犯を取り逃がしていいはずがありません。逃げた主犯格の行方をどこまで把握しているか、そこも不安が残ります。

西城秀樹③「結婚」

 本日発売の週刊文春「西城秀樹」の3回目は結婚秘話です。

「上條さぁーん」
 甲高い女性の声がしたかと思うと、いきなり後ろから抱きつかれ、びっくり仰天したという。場所は新高輪プリンスホテルの宴会場「飛天」前のロビーである。驚いて後ろを振り向いたのが、上條英男である。十六歳の西城秀樹を歌手デビューさせた音楽プロデューサーだ。当の上條が振り返った。
「いきなり女の人からハグされたから、誰だろうと思ってね。見ると秀樹のお姉さんでした。『上條さん、あの子がここまで来られたのはあなたのおかげよ、ありがとう』って涙をためてね。お姉さんと話したのは、秀樹が広島から上京して間もなくと、クラブ西城のオープンで電話をもらったときくらい。会って話したのは一度だけから余計に驚いたんだ」
 その女性が秀樹の九歳上の実姉、宅見恵美子なのは繰り返すまでもない。
 西城秀樹は旧姓槇原美紀と二〇〇一年六月三十日に伊豆・下田の白浜神社で挙式を済ませ、一週間後の七月七日、新高輪プリンスホテルで盛大な披露目をした。〇七年にグランドプリンスホテル新高輪と改称されたが、大宴会場「飛天」は昔のままだ。恒例のフジテレビ「FNS歌謡祭」をはじめ、華やかなイベンド会場であり続け、数々の有名タレントがここで結婚披露パーティをおこなってきた。(以下略)

 ちなみに前号のレコード大賞選考の部分に誤りがありましたので、お詫びして訂正しました。

実録マサカの衝撃事件で「黒い看護婦」

 本日午後9時からTBSで放送される「実録マサカの衝撃事件」で、福岡県久留米市で起きた「看護婦4人組連続保険金殺人」事件をとりあげます。拙著「黒い看護婦」を含め、毎年のようにテレビで取り上げていただいていますが、とくに今回はかなりのボリュームがありますので、見ごたえがあるかと。
 吉田純子を中心とした白衣の4人組がいかにして黒衣の悪魔に変わっていたか。僕もまだオンエアーを見ていませんが、うまく描いていてくれているように感じます。ぜひご覧ください。
 なお、バレー中継で放送開始がややずれ込む可能性もありますのでご注意ください。

拍子抜け「愛媛県知事」の加計学園問題コメント

 さんざんもったいつけておいて、何これっ?、という以外にありません。7日の加計学園会見を受け、ようやく愛媛県の中村時広知事がぶら下がり会見で見解を述べました。が、出てきたのは「もやもや感を拭えない」という極めて曖昧な発言だけ。改めて加計側に説明会見を求めるのか、と問われても「それは加計側の判断」と言っている。これでは、まるで逃げを打っているようにしか聞こえません。
 せっかく愛媛県文書をもとに政府や行政の在り方に一石を投じて拍手を浴びてきた中村知事。しかし、実のところ、いまだ肝心な部分を話していません。加計さんと似たり寄ったりとは言いませんが、もっと話すべきことがあるはずで、中村知事自身も説明責任を果たしているとは言いがたい。なぜ、真相に触れないのか、政権側と何らかの取引をされたのか、もはや不信感すら覚えてしまいます。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞を受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)など。最新刊は「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)。

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