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2018-08

首相の夏休みゴルフ「加計理事長」はいずこへ

 16日の歴代首相たちとの懇親ゴルフに続き、安倍晋三首相は18日に山中湖村のゴルフ場で高橋精一郎三井住友銀行上席顧問、増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務たちとラウンド。19日は富士河口湖畔に場を移し、経団連の御手洗冨士夫名誉会長、榊原定征前会長たちと3夏休み回目のゴルフを楽しんだようですが、当然のことながら、やはりそこには加計学園の加計幸太郎理事長の姿はなかったみたい。
 安倍さんが岸家の別荘に自らの別宅をつくってから、加計さんも近くに別荘を購入。二人は別荘仲間として毎年ゴルフを楽しんできたが、昨年と今年はやっていないということでしょう。お付き合いに一点の曇りもなければやればいいのに、なんて野暮なことはいいませんが、この1年半、二人はどうやって連絡を取り合ってきたのか、そのあたりは気にかかります。
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官邸官僚「国交省人事」の変

 昨日発売された週刊現代の「ジャーナリストの目」に国交省人事のことを書きました。

 決裁公文書の改ざんやセクハラ問題で異例の8月人事となった財務省を例に引くまでもなく、霞が関の幹部人事に異変が起きている。取り立てて報じられていないが、国土交通省における異色の幹部人事も然りだ。霞が関のみならず、永田町でも話題を呼んでいる。
 話題の一つは、7月31日に発令された技監だった森昌文の事務次官就任に伴う技監の後任人事である。国交省の技監といえば、技術系における事務次官の待機ポストとされる。これまで旧建設省系の道路局長や河川局長、旧運輸省系の航空局がそのナンバー2ポストに就いてきた。そこへ旧運輸系の港湾局長だった菊地身智雄が割り込んだ。港湾局長から国交省の技監に就任したケースは、過去に例がない。(以下略)

 霞が関ではさまざまな異変が起きています。

文科省汚職「封印された」東京医大の「姉妹校」

 文部科学省の局長2人が摘発され、戸谷一夫事務次官(61)の辞任が避けられないようです。世間では2人の局長を結び付けた医療コンサルタントの存在ばかりがクローズアップされますが、なぜか事件の発端になった東京医大の臼井理事長人脈には触れていません。
 実は、臼井理事長の後ろ盾とされる人物の一人が国際医療福祉大の高木理事長。東京医大のOBであり臼井さんをバックアップしてきたといいます。その関係から両校は「姉妹校」扱いで、臼井さんの息子さんが国際医療福祉大で勤務するなど、教授や医師スタッフの交流が盛んにおこなわれているようです。この国際医療福祉大は加計学園のモデルとされ、千葉県成田市の国家戦略特区で医学部の新設にこぎつけたのは言うまでもありませんが、当時の佐野官房長がここに関係していたりするようなことは?

文科省局長の悪だくみを暴く

 本日発売の文藝春秋9月号に文科省の汚職事件を書きました。

 平成の市町村合併により塩山市や勝沼町が合体し、二〇〇五年十一月に誕生した山梨県甲州市は、日本一の葡萄の産地として知られる。全国のワイン通が、年中勝沼ワイナリーに集う一方、夏の収穫期の地元農家では一家総出で忙しく働く。文部科学省前科学技術・学術政策局長の佐野太(五九)は、丘陵斜面に葡萄や桃の畑が広がる塩山地域の穏やかな農村に生まれ、高校時代までこの地で育った。
 その評判の秀才が東京地検特捜部に受託収賄容疑で逮捕されたのは、葡萄や桃の収穫前、七月四日のことだ。地元塩山は佐野の話題で持ちきりになるが、文科省も捜査を事前に知らされることなく、本人は逮捕と同時に役職を解かれた。報道では「佐野前局長」となっている佐野は、事実上、現役局長のまま摘発された。(以下略)

 事件は裏口入学ですが、その実、もっと根深い問題が潜んでいるように思えてなりません。

ボクシングもレスリングも日大も権力抗争の匂い

 本日の週刊新潮に辞任を発表したボクシング連盟の山根明会長インタビュー記事が掲載されています。なかなか読みごたえがあって面白かった。最後に「会長はやめない」と締めくくっていましたけど、やはり流れは変わらず。ただ、ボクシングの世界に限らず、格闘技のみならずスポーツ・興行ビジネスに暴力団との付き合いは間違いなくあったのでしょう。告発者サイドには、倶利伽羅紋々の入った前科者がいると山根会長はおっしゃっていますし、現在も完全に関係を断ち切れているとも思えません。
 今度の処分で、暴力団という反社会的な存在を認めてはいけないという意味は理解できますが、誤解を恐れずに言えば、知り合いにそのような人がいるから悪いという話でもないでしょう。とどのつまり、今回の件は関係が明るみ出たらアウトという話にも見えます。しかしそれなら山根会長の言い分に従って調べ、場合によっては相手側も何らかの処分をする必要があるのでは。レスリングも、日大もなんとなく片方に入れ込みすぎているマスコミのきらいが気になります。
 
 

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞を受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)など。最新刊は「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)。

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