2017-08

忘れてはいけない御巣鷹山事故「33回忌」

 本日、日航機の御巣鷹山事故の33回忌を迎えました。夕刻、不明になったJAL機のニュースが流れ、息をのんでテレビニュースを見守ったときのことが蘇ってきます。年を追うごとにご遺族の高齢化が進み、山に登る方が減っている、と新聞は毎年報じてきましたが、今年はかつて木製だった墓標を石碑に変えておられる方が多いと伝えていたのが印象的です。

 以下は焼け残った事故現場の樹木が炭化していた写真。
御巣鷹山

 520人の尊い命を奪った史上最悪の惨事、忘れてはいけない――。この時期になるといつも思います。ご冥福をお祈りいたします。合掌
スポンサーサイト

フジサンケイGもう一人のドンの去就

 フジサンケイメディアホールディングスの日枝久会長の退任が決まり、話題になっていますが、グループ内では別の話題もあるようです。産経新聞に君臨してきた清原武彦元会長。今年、傘寿を迎える清原さんはすでに相談役に退いていますが、いまもグループ内に影響力を残しているといわれてきました。で、今度の組織の見直しに伴い、退任の打診があったそうです。
 その清原さん、なんでも「やめるなら3億円の役員退職慰労金をくれ」と要求したといいます。で、台所事情の苦しい産経にそんな余力はなく、1億円でどうか、と条件交渉をしている最中だとか。引き際は難しいですな。

まだまだ健在政商「水谷功」の沖縄進出

 かつて小沢一郎の政治とカネ問題で渦中の人となった水谷建設の水谷功元会長の周辺がまた騒がしくなっています。発端は、2年前の名古屋国税局の税務調査。またしても国税絡みですが、東日本大震災の復興事業で儲けてきた水谷さんがオーナーの「日起建設」に調査が入り、2012年から13年10月まで3億3000万円の所得隠しが発覚したことでしたが、それから舞台は沖縄に飛びます。
 目下、水谷さんが力を入れているのが、辺野古の新基地建設。大成建設の下請けとして入っているそうですが、国税の狙いは大成ではないかと囁かれています。最近、仕事をとりまくっているだけに、首筋が寒いかも。

大丈夫かB787「5か月」も欠陥隠したANA

 全日空が鳴り物入りで導入したボーイング787の点検作業のために大幅な欠航が出る見込みだと報じらていましたが、ここへ来て、すでに5か月前にエンジンタービンの欠陥を発見していたにもかからわず、公表もせずに隠してきたことが判明しました。
 B787といえば、カーボン素材を使った軽量化に成功し、高燃費を実現させた次世代の飛行機として騒がれたものの、バッテリーが炎上するなどの不具合をはじめ、何度も修理や点検を繰り返してきたのはついこの間のこと。国交省もボーイング社も安全性には問題がないと抗弁してきました。それがまたしても、という話。しかも、今回はANAが不具合を隠したまま飛んでいたことになる。とんでもない話、というほか言葉が見当たりません。

いかにも臭い「東電第三者委員会」の政治的な報告

 今になってというか、タイミングよくというか、東電福島第一原発事故に関する第三者委員会の報告が発表されました。それによると、当時の清水社長から武藤副社長に炉心溶融(メルトダウン)という言葉を使うなと社内指示が出ていたとか。そこまではさもありなん、ですが、その指示が民主党政権時代の官邸から出ていたというもの。官房長官執務室に清水氏が呼ばれてメルトダウンを公表するなと命じられたといいます。ところが、第三者委員会ではそのことについて民主党の菅さんや枝野さんに事情聴取していないとか。あたかも東電サイドのアリバイ作りをそのまま鵜呑みにしているかのようにも見えます。当然のごとく、この件を菅さんや枝野さんは否定していますが、東電の清水元社長にいたっては、官邸の誰からの指示か記憶にないとまで言っています。
 いかにも政治的な報告。第三者委員会は田中康久、佐々木善三の両弁護士が調査をしたといいますけど、マムシの善ちゃん、またやってくれた感があり、都知事選や参議院選の前にぶつけてきた、と勘繰りたくもなります。プンプン匂うばい。

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する