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2019-08

宮迫は「闇営業会見」で何を言いたかったの?

 まるで悪モノ同士の仲間割れというほかありません。宮迫さんと亮さんが闇営業問題で会見を開き、今日もまた、吉本興業の社長が反論するそうです。先手を打った宮迫さんたちは、吉本を悪玉に仕立て、あたかも自分たちは表に出て謝りたかったのにそれを邪魔された、と正当性を訴え、それに乗せられた芸能マスコミが2人を褒めたたえています。
 しかし、本来、会見は謝るだけで済むものではありません。肝心なのは、闇営業の経緯を明らかにする説明であるはずです。いかにして彼らが闇営業にはまっていったか、それを世間に向けて明らかにしなければ何の意味もありません。
 宮迫さんは、空手家のイベントスポンサーであるオレオレ詐欺集団について、「吉本も認めていたから安心した」かのように発言をしています。吉本も知っていたから俺たちは悪くないんだ、といわんばかり。本当かもしれないけど、そんな言い訳が通るのでしょうか。おまけに反社つまり暴力団関係者の知り合いもいないという。それでいて、あんな写真が次から次へと出てくるのでしょうか。
 突っ込みどころ満載の会見。なのに、誰もそこをスルー。それでいて、「宮迫は命をかけて会見した」なんて褒めちぎるテレビの人たち。どうかしています。
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積水ハウス事件の摘発も近い?「地面師詐欺」

 63億円の地面師詐欺に遭った積水ハウスのトップ人事で激震が走っているようです。阿部社長の責任を追及しようとした和田会長が逆に退任に追い込まれるという事態。二人はもともと師弟関係にあったといいますから、醜い責任のなすりつけ合いのように見えなくもありません。
 その積水ハウスの地面師事件の捜査が進んでいるといいます。内田マイクが逃走している中、主犯のKをはじめ、どこまで事件を解明できるか、見ものです。

神戸山口組「分裂」の裏にあの大物組長

 かねて囁かれていた神戸山口組の分裂が決まりました。新たな任侠団体山口組なる組織は、組長という肩書を置かずに山健組の織田絆誠(本名・金禎紀)元副組長(50)が代表、真鍋組の池田幸治組長(50)が本部長として運営するということです。
 今回の分裂騒動、4月8日の幹部会前後から情報が出始めましたが、当初から囁かれていたのが、山口組古参の大物組長の仕掛け説。山建組創立者の山本健一組長から不良のボスとしてヘッドハンティングされたというその組長は、引退していたものの50人を引き連れて神戸山口組に合流。その後、井上体制に嫌気がさして、古き山健組の再興を夢見て今度の分裂を仕掛けたとの話です。実際、この組長には200人が集結し、一大勢力を保っているとか。今後のキーマンなのは間違いないでしょうが、やはり時代は変わったと痛感させられます。

なにわ金融道を生きた元山口組金庫番の死

 八幡商事の大村幹雄さんといえば、山口組菅谷組の金庫番として名を馳せた伝説の街金融業者でした。菅谷組が解散したのちも、山建組や弘道会との関係が深く、数々の経済事件の裏で暗中飛躍。その大村さんが今年5月、タイで亡くなり、12月4日にお別れの会がある、と弟さんから本ブログにコメントがありました。
 私自身は大村さんとはこの数年疎遠になっていましたが、突然の訃報に驚きました。お別れの会には残念ながら当日所用があって東京を離れるため、参列できません。ご冥福をお祈りします。合掌

和解ムードから急転直下「山口組」抗争本格化か

 サミット休戦が明けた途端、岡山で事件が起きました。これまでの〝小競り合い〟とは違い、直系2次団体のナンバー2を拳銃で射殺するという事件。事態が大きく動く可能性があるでしょう。
 サミット休戦に入る頃から、6代目山口組と神戸山口組の和解話が流れていました。神戸側からの情報が多かった気がしますけど、双方のトップ2人が引退することで折り合いをつけるという話。となると山口組側は篠田建市組長と髙山清司若頭、神戸側は井上邦雄組長と入江禎副組長ということになりそうですが、実現可能性は難しく、別の執行部の引退だったように思えます。その和解工作を仕掛けていたのが、九州の指定暴力団トップとされていましたが、どこまで話が進んでいたのかは不明でした。
 そんなところへ今度の射殺事件。報道にあるように池田組といえば神戸側の中核団体でもありますから、こうなると揉めそうです。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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