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2008-03

意外なところで登場した公明党名物元都議

 東京都のドンと呼ばれてきた藤井富雄サンの懐刀として暗躍してきたS元都議。東京都の都市開発プロジェクトなど、不動産事業に絡んだ業者のあっせんをするブローカー都議と呼ばれていた曰くつきの人物です。池田大作サンの覚えもめでたいといわれてきました。そのS元都議の名前を久方ぶりに見ました。
 かつてハゲタカと非難され、日本国中の不良債権や不動産を買いあさっていた外資系金融機関が、最近、手持ちの物件をたたき売っています。サブプライムローンの影響もあり、いくらでもいいから買ってほしい、という感じだそうで、おかげで都内の地価が急落し始めています。ミニバブルの崩壊の元凶ともいわれていますが、そのハゲタカのうち、モルガンスタンレー証券の顧問という肩書で物件を持ち歩いているのが、S元都議なのです。池田サンや藤井サンから、ハゲタカ外資の急先鋒に転身したということでしょうか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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