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2008-05

中国たれ流し報道に振り回された古館

 昨日のテレ朝「報道ステーション」で中国大地震の映像を見ていて非常に違和感を覚えました。80時間経過した瓦礫から中国人民軍が被災者を救出するシーンです。一人は女子中学生でした。瓦礫から助け出された後、両脇を抱えられたまま歩いているではないですか。しかも、髪の毛を気にしながら、服装の汚れもない。まる3日以上飲まず食わずで、これほど元気なのはどういうわけか、と思ったら、次に担架に乗せられた男性はレスキュー隊に「おなかがすいた、コーラが飲みたい」と言っている。
 これらの映像は中国側の提供だと思いますが、それを事実として垂れ流していいのでしょうか。原発問題でミソをつけたばかりの古館さん、もう少しニュースを真剣に扱ってほしいものです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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