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2009-05

オリックス「政投銀融資」救済の前に

 昨日の日経新聞ネットニュースにオリックス関連の記事が出ていました。

日産・オリックス、危機対応融資の追加を打診 1000億円規模
 日産自動車とオリックスが政府・日本政策投資銀行に追加の危機対応融資を打診していることが5日、明らかになった。業績低迷による資金繰り悪化に備え、ともに1000億円規模の借り入れを要望している。政投銀は国民負担につながる可能性もある融資の性格を念頭に置いて、厳格に審査する方針。追加支援を巡る官民の調整では、明確な事業再生計画の有無や経営責任のあり方などが焦点になりそうだ。
 日産はすでに同融資で500億円を借り入れているが、政府・政投銀に借り増しの要望を伝えた。コマーシャルペーパー(CP)などで調達している運転資金の一部を振り替える狙いとみられる。同社は資金流出を抑えて2010年3月期のフリーキャッシュフロー(純現金収支)を黒字化する考えだが、資金の借り換え需要などを見越して融資交渉を進める。(06日 14:39)

 政投銀融資をめぐっては以前から噂はありましたけど、かなり切羽詰まっているということでしょうか。ただ、オリックスはまだ09年3月期黒字決算の予想のまま。それでいて政府系の金融機関に助けを求めるというのは筋が通らないのではないでしょうか。株価の維持に必死なのはわかりますけど、まずはみずからの経営実態を明らかにすべきだと思います。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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