2009-07

聞きあきたJALの「ラストチャンス」

 JASとの統合後、最悪の乗客減に見舞われているJALについて、昨日、国交省が支援会議を開きました。このあいだの緊急融資に続き、新たな政投銀融資を模索しているようです。困ったときの政府頼みは相変わらずですが、新聞ではこう報じています。

国交省、日航支援で金融機関と連絡会議
 国土交通省は9日、日本航空の経営支援を巡って日本政策投資銀行など関係金融機関を集めた連絡会議を開いた。日航は6月に政投銀などから計1000億円の融資を受けたが、経営改善計画を策定することを条件に年内の追加融資を求めている。国交省は今後も連絡会議を通じて金融機関との意思疎通を深め、追加融資を求める。
 会議には政投銀、国際協力銀行、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の役員らが参加。春田謙国土交通事務次官のほか、日航の竹中哲也副社長も出席した。
 竹中副社長は「抜本的な経営改善に不退転の決意で取り組む」と表明し、不採算路線の撤退や企業年金の減額などを改善計画に盛り込むことを説明した。金融機関からは「再生の確実性を確認できる計画にしてほしい」、「再生に向けたラストチャンスととらえてほしい」などの注文が出た。(日経09日 23:01)

 もうラストチャンスは聞きあきた感があります。この先減便すればもっと怖い事態が待っています。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライターです。08年、「ヤメ検――司法に巣くう生態系の研究」、09年の「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事が2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。主な著作に「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」(新潮文庫)、「ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき」(新潮社)、「許永中――日本の闇を背負い続けた男」(講談社)がある。日本の空港問題を検証した「血税空港――本日も遠く高く不便な空の便」(幻冬舎)に続き、9月、「同和と銀行――三菱東京UFJ牘れ役瓩旅い回顧録」(講談社)を発売。

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