2009-08

「活字激増」「電波半減」選挙報道の違い

 投票日のある9月第1週の週刊誌(新潮、文春、現代、朝日、サンデー毎日)5誌が、そろって通常の発売日からずらし、2日水曜日発売に変更したそうですが、週刊誌史上初めての出来事ではないでしょうか。選挙期間が長いため、新聞、雑誌は大量の選挙関連報道を続けています。その一方、テレビは前回の総選挙の時の半分の放送時間に抑えられているらしい。煽りに煽った小泉郵政解散の反省を踏まえてのことだそうです。
 もっとも、テレビが報道しなくとも、選挙への関心は高そうで、投票率は前回より上がる見込みだとか。つまるところ電波は、政治行動に影響がないということでしょうか。なかなか分析が難しいところです。ちなみに週刊誌が水曜発売にしたのは、選挙結果を入れ込むためですが、週刊ポストだけはそこに加わらず予定通りの月曜発売。5誌がキオスクや書店で並ぶと目立たないという判断からかもしれません。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライターです。08年、「ヤメ検――司法に巣くう生態系の研究」、09年の「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事が2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。主な著作に「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」(新潮文庫)、「ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき」(新潮社)、「許永中――日本の闇を背負い続けた男」(講談社)がある。日本の空港問題を検証した「血税空港――本日も遠く高く不便な空の便」(幻冬舎)に続き、9月、「同和と銀行――三菱東京UFJ牘れ役瓩旅い回顧録」(講談社)を発売。

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