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2010-07

週刊ポスト「橋下徹研究」連載スタート

 本日発売の週刊ポストから短期集中ノンフィクション「橋下徹『大阪維新』夢のまた夢」と題した連載が始まります。一回目は「オレが大阪市長になる」と言い出した橋下知事の動きについて。東京ではあまりクローズアップされませんが、橋下知事の大阪における政治権力は日に日に増しており、あまりの権力集中を危惧している人もいます。連載はいろんな角度から、このスター知事を〝解剖〟していくつもりです。

 大阪市の乗っ取り屋――。
 そんな過激な発言が飛び出したのは、六月十八日に開かれた大阪市議会財政総務委員会の議場だった。質問に立った自民党の市議、太田勝義。大阪市議からこう罵倒されたのが、大阪府知事の橋下徹である。
「人を騙せても、天までは騙せない。必ずや鉄槌が下る」
 とかく話題の尽きない大阪府知事。知事就任以来八割をキープしてきた支持率が、七三%(朝日新聞)に落ち着いたが、人気の高さに変わりはない。
 そんなスター知事が、今度は「大阪都構想」をブチあげている。こかつて東京市が東京都になったように、大阪市を大阪都として、行政組織を改めようという発想。これまで唱えてきた道州制から、舵を切った格好だ。
 道州制も都構想もさして変わらないように受け取る向きもあるが、決してそうではない。それだけに、大阪市は猛反発しているのだ。
「全く根拠が違うもの(東京都)を同じような比較の材料としている。市民を愚弄している話だ」

 初回は「大阪都構想」の目論見について検証しました。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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