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2010-07

週刊現代「ジャナ眼」参院選後のJAL

 本日発売の週刊現代連載コラム「ジャーナリストの眼」で選挙後、JALを待ち受ける3つの難関を記しました。菅直人政権下、政治判断が求められる可能性が高まっています。

 すべては参院選後に決まる――。このところ、関係者の間で決まり文句のようにそう語られてきた。それが、JALの会社更生手続きの行方である。
 周知のように、法的整理に踏み切ったJALは、6月に予定されていた更生計画の提出期限を8月に先送した。目下、管財人である企業再生支援機構の下、JALビル25階のレセプションホールで取引銀行団と協議を繰り返しながら、更生計画の練り直しに追われている。
 まさにその協議が佳境に入った6月末、新たな1000億円規模の債務超過の増額が発覚。増えた債務超過のうち半分について、銀行団へ融資債権の放棄を要請しているらしい。
 この時点で、銀行団がJALに求めてきた経営資料すら届いていない。経営計画の立案に欠かせない損益計算(PL)、貸借対象(BS)、キャッシュフロー(CF)の財務3表のうち、提出されたのはPLだけ。6月28日に提示すると約束していた残るBSとCFはまだだ。
 ただでさえ銀行団はJALの甘い計画にウンザリしている。

 といった書き出しです。JALはますます目が離せなくなってきそうです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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