2010-10

評判悪い「特会仕分け」

 枝野さんや蓮舫さんが仕分けの第三弾として特別会計の見直しに着手していますが、どうにも盛り上がらないと評判が芳しくありません。たとえば空港整備特別勘定について、いまさら空港の需要見込みが甘い、などと言い出しているけど、こんなものは誰でも知っていることでしょう。で、特会の廃止を決定、と胸を張る一方で、1兆円の借金返済見込みが立つまで存続させるという。どうなっているのでしょうか。
 空整特会は人件費に消えている部分が大きいため、それを誰が負担するかという問題でしょう。ターミナルビルや駐車場の利益でそれが賄える空港がどれだけあるでしょうか。一般財源から捻出するとなると、受益者負担問題をどうするのでしょうか。そのあたりの検討がなされないまま廃止といってもどうしもようないのでは。こんな調子だからパフォーマンスといわれてしまうのでしょうね。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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