2011-02

小沢秘書裁判傍聴「秘書が守るモノ」

 一昨日に続き、昨25日、陸山会事件の第4回公判がありました。午前中は検察側による石川知裕さんの反対尋問からスタート。前日の反省を踏まえたのしょうか、石川さん、オドオドした印象から一転、余裕を見せようとしていました。妙なところで饒舌になり、それが却って失笑を買ってしまいましたけど、前の日よりはましだったかな。それに比べ、午後から尋問に答えた池田光智さんは落ち着いて、弁護側の意図した答えをそつなく話していたのが、印象的でした。
 その池田さんも検察側の反対尋問になるとやはり慎重になり、口が重くなっていましたが、二人に共通して言えるのは、小沢事務所の会計処理を任されていたので、小沢一郎さんや大久保隆規さんらに相談や報告をしていない、という点を必死に強調すること。小沢さんを守ろうとするのはわかるのですが、大久保さんにも相談していないという。その狙いは何でしょうか。検証する必要がある気がします。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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