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2011-02

週刊現代「ジャナ目」は小沢元秘書公判

 本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」で、小沢一郎元3秘書の公判について書きました。初公判ではクローズアップされましたが、裁判がどのように進んでいるのか、そのあたりについて考えてみました。以下、冒頭――。

 いよいよ始まった小沢一郎三元秘書の「陸山会事件」公判。2月7日に開かれた初公判前後の新聞各紙は概ね、弁護側の「無罪主張」を見出しに取り、大きく報じた。ついに法廷で小沢一郎の「政治とカネ」が裁かれるとあって、公判への注目度も高い。だがその実、報道に戸惑いを覚える読者が多のではないか。
 法廷取材はおろか報道資料もろくに読まず、託宣を並べるコメンテーターは論外としても、新聞が「無罪主張」とメインタイトルに書けば、その言葉の響き通りに受け止める。なにより公判の争点さえ、明確に伝わっていないように思える。

 公判前半の争点は、当該世田谷の土地取引を巡る8億円をどう見るか、という資金操作の流れです。小沢一郎さんの裁判に影響が出るといわれていますけど、なぜ弁護団が無罪主張に転じたのか、素朴な疑問を検証してみたつもりです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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