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2011-04

週刊現代「大阪府警腕利きマル暴刑事事件簿」③

 本日発売の週刊現代「大阪府警腕利きマル暴刑事」の3回目は「裏社会の人脈」です。三代目田岡一雄組長の長男の還暦パーティに集った芸能界をはじめとする顔ぶれを中心に描きました。

 その宴は、まるで有名芸能人の結婚披露宴のように幕を開けた。エレクトーンによる雅楽演奏に続いて室町大鼓の能楽のオープニングセレモニー。司会は、徳光和夫だ。
「田岡満、還暦祝賀会。皆々様には、ご多用の中にもかかわらず、大阪までお越しいただきまして、改めて御礼申し上げます。司会進行を仰せつかりました。三十有余年、田岡満さんとは、つきあいを持たせていただいております、徳光でございます」
 2004年5月。大阪屈指の高級ホテル「ホテル阪急インターナショナル」の広いパーティ会場が来賓客で埋め尽くされた。その宴の主役が、5月26日に満60歳を迎えた「甲陽運輸」社長の田岡満である。一般にはやや馴染みが薄いだろう。あの三代目山口組組長の田岡一雄の長男といったほうが通りがいいかもしれない。

 といった書き出しです。六代目組長の出所を機に警察と山口組の攻防はますます激化すると思われますが、裏社会の幅広いネットワークを改めてスポットをあててみました。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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