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2011-04

週刊現代「マル暴刑事事件簿」最終回

 本日発売の週刊現代「大阪府警腕利きマル暴刑事の事件簿」は今回で最終回となります。タイトルは「ガサ入れで見える暴力団と芸能界」。

「ええ加減にせぇよ、こらぁ~」
 がっちりした身体の大きな短髪の刑事が、白いシャツの組員の顔に唾を飛ばして迫ると、敵も負けずに押し返す。
「何やと、ワレ」
 つかみ合いながら怒鳴り合う。とつぜん組員の一人が道路脇の金網まで投げ飛ばされる。怒号が乱れ飛び、あたりは騒然としていた。そんな光景がいたるところで繰り広げられていた。
 2005年11月17日早朝のことだ。滅多に見られない東大阪市にある山口組幹部に対する家宅捜索が、インターネット動画のYou Tubeで紹介され、話題を呼んだ。捜索を受けた直系二次団体「極心連合」会長の橋本弘文(本名・姜弘文)の自宅周辺は、まるで火事場のような騒ぎに発展していた。

 冒頭はこんな感じです。短期連載はいったんこれで終わり。ご愛読、ありがとうございました。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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