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2011-06

証拠調べ終了「陸山会事件公判」

 昨6月1日の第15回公判をもって小沢一郎秘書の陸山会事件公判の証拠調べが終了しました。これですべての証人出廷が終わりましたけど、とくに今度の公判は非常に興味深い場面がありました。その総括は追ってしようと思いますが、その前にお騒がせした森ゆうこ議員問題について、ご説明します。
 水谷建設の川村尚元社長が証人出廷した4月27日の第10回公判で、森議員が裁判長に注意されていた模様を記した週刊文春の記事に対し「公判に行っていない」と抗議を受けました。結論から申し上げると、森議員が裁判を傍聴していたのは27日ではなく、それから5日前の22日(第9回公判)でした。
 東京地検特捜部の副部長や石川知裕さんの秘書が証人出廷したときの法廷です。いつもは静かな法廷で騒いでいる一団がある。前から3列目あたりだったと思いいますが、そこを見てみると、真っ赤な口紅をした派手なオバサン。口元に黒子。小沢ガールズの森ゆうこさんではないですか。議員バッヂまでつけていたので間違いない、と確信し、その模様を翌23日のこのブログに書いておきました。
 ところが自分のブログに書いておきながら、それからほぼ1カ月後、一連の公判の裁判傍聴記を週刊文春に掲載するにあたり、川村出廷公判の印象が強く、間違ってしまいました。最初「公判に行ってない」という抗議を受け、ひょっとするとそっくりさんがバッヂをつけていたのだろうか、とキツネにつままれた思いでした。が、改めてメモやブログを見てその場面を確認できました。大変申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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