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2011-12

今ごろなぜ「鈴木宗男」汚職証人の提訴

 今月6日、仮釈放された鈴木宗男さんが、公判で証言した北海道の役人を提訴した、との報道が今日の新聞各紙に載っています。たとえば読売は次のような記事。

鈴木宗男氏、開発局元部長が偽証と提訴
 北海道開発局の工事を巡る受託収賄事件などで服役し、仮釈放中の鈴木宗男元衆院議員(63)が、開発局の元港湾部長が同事件の裁判で偽証したことで有罪となり、政治家として致命的な打撃を被ったとして、元部長に3300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
提訴は12日付。
訴状によると、元港湾部長は同事件の1審公判で、建設会社から依頼を受けた鈴木元議員からこの会社に受注させるよう指示があったと証言。1審判決は、この証言に信用性を認めて有罪としたが、鈴木元議員側は「指示をした事実は一切なく、元部長は検察側の見立て通りに虚偽の証言をした」と主張している。
(2011年12月13日21時52分 読売新聞)

 それにしても、仮釈放された今になって提訴とは。訴えるならもっと前にやるべきではなかったのでしょうか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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