2012-04

G2「日本版LCC仁義なき戦い」掲載

 今度のG2で日本の格安航空時代について投稿しました。世界的な流れを顧みると、LCC時代の到来は思っている以上に早いように思えます。以下、記事の前半部分の抜粋。

 格安航空会社は、一九七一年に航空先進国の米国で運航を開始したサウスウエスト航空がはじまりだ。もとは三機の飛行機しかないテキサス州の小さな航空会社が、二〇一〇年にはデルタ航空に次ぐ一億六百万の旅客数を数え、世界でも一、二を争うメガキャリアに発展。LCCの隆盛は九〇年以降、欧州からアジアへと広がり、いまや全世界の航空旅客の三分の一を運んでいる。
 LCCの台頭により、欧米の大手航空会社の統合や再編が一挙に進んだのは言うまでもないが、新たな交通、輸送手段として産業構造そのものを変えてきたといってもいい。遅ればせながら、そのLCCがようやく日本に誕生したのである。安い運賃の航空会社といえば、スカイマークやエアドゥを連想する向きがあるかもしれないが、徹底したコスト管理された格安航空会社とはいえない。

 マレーシア・エアーアジア創業者のトニー・フェルナンデスは記者会見で、日本の空をわが社の赤で染めてやる、と宣戦布告。いよいよ熾烈な覇権争いが始まりそうです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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