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2012-12

アサ芸「ニッポン裏経済新聞」は「AIJ事件」の読み方

 本日発売のアサヒ芸能「森功のニッポン裏経済新聞」はAIJ事件の初公判をとりあげました。オリンパス事件と並ぶ今年の2大金融犯罪。記事は以下のような感じ。

「返す返すも、愚かなことをしたものだ、と今さらながら反省しております」
 さる12月5日に東京地裁で開かれた初公判で、主犯格であるAIJ投資顧問社長の浅川和彦はうなだれて反省の弁を繰り返した。罪を軽くしてもらいたい一心からだろうが、「騙すつもりはなかった」と詐欺行為を認めなかった当初からすると、随分な変りようだ。
 簡単にいえば、AIJ事件は年金の運用詐欺である。(中略)
 登場人物はみな証券会社出身。主犯格の浅川は横浜市立大卒業後に野村証券に入社。外資系のペインウェ―バー証券や一吉証券を経てAIJを設立した。その浅川の師匠格とされる取締役のMは、野村時代の上司だ。今度の事件では起訴されていないが、かつて野村の常務として、運用実績を度外視して大物総会屋の小池隆一へ利益供与をして摘発された人物なのだ。
 また、AIJのグループ企業として年金資産の運用をしてきたアイティーエム証券社長の西村秀昭は、山一証券のOB……

 いくら反省の弁を述べても、かなり厳しい判決が予想されます。
 
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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