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2012-12

自民党圧勝で経団連もすり寄り始めた!?

 超金融緩和に続き、テレビで消費増税に中途半端な発言をした安倍晋三自民党総裁に対し、苦言を呈していた経団連の米倉弘昌会長が一転、安倍さんに詫びを入れたそうです。しょせん商売人だから、このところの自民圧勝報道に恐れをなしたのでしょう。財界まで選挙の風見鶏になっているみたいで、選挙後をにらんでいろんな動きがあるようです。
 安倍さんの経済政策については、財務省脱藩組の高橋洋一さんの影響が大きい、という見方が次第に強くなっています。もともと高橋さんは日本維新の会の提言者だけに、自民と維新とで共通する部分が増え、双方の違いが見えにくくなっています。それが、自民が目立ち、維新の会が埋没している原因の一つにもなっているように感じます。ただし、政策そのものはどうにも腰が定まっていないだけに、財界まで振り回されている、そんなところではないでしょうか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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