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2012-12

アサ芸「ニッポン裏経済新聞」は「羽田発着増枠」のカラクリ

 本日発売の週刊アサヒ芸能「森功のニッポン裏経済新聞」は、先ごろ決まった羽田空港の発着枠の配分について書きました。4本目のD滑走路の共用で、従来の年間30万回から40万7000回に増枠する羽田空港は航空業界の注目です。以下、記事の抜粋。

 今度決まった2万回の発着増枠は、1日25便に相当する。羽田便は飛ばせば黒字になるから、便数が増えた分に比例して収益が上がる。いきおい航空会社はその獲得に必死なのだ。
 で、その1日25便増の内訳は、全日空(ANA)の8便を筆頭に、スターフライヤー5便、スカイマーク4便、日本航空(JAL)とスカイネットアジアが3便、エアドゥ2便といった塩梅。JALはスカイマークより少ない。どうしてANAにそれほど水をあけられてしまったのか――。JALのファンから、不満の声が上がりそうだが、そこには複雑な事情がある。
 航空会社に対する発着枠の配分は、国交省航空局のサジ加減で決まる。そこが曖昧なのだが、とりわけ国交省が重視するのは、営業成績と地方経済への貢献度だとされている。そのためJALやANAは赤字覚悟で地方路線を飛ばしてきた。

 新都知事になる猪瀬さんも羽田の国際化を公約に掲げていますが、来年国際便枠がさらに3万回も増えますので、要注意です。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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