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2013-01

小泉時代の焼き直し「アベノミクス」の「規制改革会議」

 アベノミクスの成長戦略の大きな柱として、民主党時代に廃止された規制改革会議を今月内に復活させると発表されました。これ、そもそも小泉政権の「規制改革・民間開放推進会議」を安倍さんが07年に名称を変えて発足したものですが、その名称を再び使おうとしているのは一種のイメージ戦略でしょう。実際、2000年代初頭の小泉時代は、規制緩和や新自由主義政策でITやファンドのミニバブルが起き、いっときは景気が浮上したように見えました。その再現を狙っているかもしれません。
 ただし、その後の欧米の景気低迷は目を覆うばかり。いまや規制改革一辺倒の危うさから欧米は舵を切りなおしています。どうもアベノミクスは時代遅れの感が否めません。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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