2014-02

新政官業トライアングル連載スタート

 火曜日発売の日刊ゲンダイで「新・政官業トライアングル」という連載を始めました。昨日の分はその2回目、カジノ議連です。

「これでは国会議員の利権だと疑われる」
 自民党をはじめ社民や共産以外の国会議員がこぞって参加している超党派のカジノ議連(IR議連)は、月に一度総会が開かれ、侃々諤々の主張が展開されてきた。カジノ基本法案を12月の臨時国会会期末の提出に滑り込ませるために開かれた第21回の総会で、議連の副会長を務める日本維新の会の小沢鋭仁が、唐突にこう切り出した。
 議連ではカジノを認可する地域を「特定複合観光施設区域」と命名。維新の会の小沢が疑義を申し立てたのは、カジノ基本法案の第21条に記載されていたその「特定複合観光施設区域整備推進会議」の設置問題だ。
(中略)
そのカジノ推進会議について、当初議連が想定していた法案にはこう書かれていた。
<内閣に設置する特定複合観光施設区域整備推進本部の中に、国会議員等を委員とする特定複合施設区域整備推進会議を置く>
 で、小沢鋭仁がこれに「国会議員で構成するとはけしからん」と噛みついたわけである。結果、基本法案には、国会議員云々というクダリが削除され、<学識経験を有する者のうちから、内閣総理大臣が任命する委員二十人以内で組織する>という表現に訂正された。

 いろんな業界の話を取り上げます。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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