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2014-02

もはや風化「大阪都構想」の行く末とカジノ構想

 昨31日、大阪府と大阪市が設置している大阪都構想の特別区設置協議会で、維新の会の主張している大阪の区割り案の絞り込みが却下され、計画が立ち往生しています。といっても、すでに大阪都構想はほとんど話題にも上らなくなっており、すっかり風化してしまった感があります。もともとかなり無理な構想であるにもかかわらず、あれだけ大騒ぎしたのはいったい何だったのか、と思ってしまいます。
 橋下徹大阪市長や松井一郎府知事にとって、残るはそろって辞職、再び市長、府知事のダブル選をするぞ、という脅しくらいでしょうけど、仮にそれをやってもそろって当選は無理でしょう。実はお二人にとって、いま最も気になっているのがカジノ計画。なんとか法案が通るまで都構想で話題をつなげたいというのが本音かも。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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