2014-08

結局「変わりばえしない内閣改造」

 安保担当相人事で揉めた石破茂自民党幹事長が入閣を受け入れると言い出し、なんとなく内閣改造の概要が見えてきました。安倍さんご自身と麻生、甘利、菅という3AプラスSの内閣運営は変わらず、太田国交大臣や岸田外相まで留任しそうな雲行きです。人心一新をアピールしてきた安倍さん、新聞などでは、女性閣僚を5人に増やすとか、小渕優子さんが入閣を受け入れたなどと報じていますが、つまるところ変わりばえしない内閣改造と言わざるをえません。
 焦点の石破さんはといえば、新たに創設される地方創生担当大臣への就任が濃厚といいますが、ライバルの資格を失う結果となりました。やはり人材難というほかありません。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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