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2014-09

55億円程度で済むか「日本政府」の対イスラム国殲滅支援

 23日の日経新聞朝刊に国連総会に出席する安倍さんの記事が出ていました。<安倍晋三首相は25日の一般討論演説で、避難民援助など総額5千万ドル(約55億円)規模の中東支援を表明する見通しで、米国主導のテロとの戦いを支持する姿勢を強調する--―>。むろん悩ましいイスラム国の空爆や掃討作戦を念頭に置いているのでしょうが、金銭の支援だけで済むとは誰も思っていないでしょう。
 NATO軍は、このイスラム国問題に加えて、アフガン、ウクライナときりきり舞い。いまや疲弊しきっていて指揮もさがっているそうです。ここへ来てリビア問題も持ち上がっていますが、とても手が回らないため、あえてNATO首脳会議の議題にもしないとか。そんな状況ですから、国際社会から日本への期待が高まるのは必至。国際貢献といえば聞こえがいいけれど、いよいよ岐路に立たされそう……。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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