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2014-10

福岡県警もなかなかやるもんだ「工藤会」通信傍受

 工藤会の野村悟総裁が北九州のクリニックに務める看護婦の殺人未遂容疑で再逮捕されました。逮捕の決め手になったのが、通信傍受法による携帯電話の通話・メール傍受だといいます。警察捜査における通信傍受は制約が多くてなかなか機能せず、役に立たないとされてきましたが、今回はお見事といっていいのではないでしょうか。
 工藤会と福岡県警は長年、癒着体質が取り沙汰されてきましたが、さすがに今回ばかりは違うようです。工藤会幹部たちの携帯を粘り強く傍受し続けた捜査が実ったとか。6都道県警察による捜査もあり、県警に危機感があったのかもしれませんが、いずれにせよ一般人をここまで狙う工藤会の恐ろしさには改めて驚愕させられます。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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