2014-11

スカイマーク・JAL連合「羽田空港」枠の分捕り合戦

 経営難のスカイマークが日本航空に提携を持ち掛け、羽田空港に持つスカイマークの1日36便を巡って全日空や国交省を巻き込んで航空界が揉めています。JALとしてはスカイマークとのコードシェアによりドル箱の羽田発着枠を手に入れることができる。ありがたい話には違いありません。が、国交省がそこに待ったをかけているという構図。なぜ民間企業のやることに役所が口を出すのか、と感じられる向きもあるでしょうが、そこにはJALの経営破たん処理の問題が絡んでいて一筋縄にはいかないのです。
 それはともあれ、揉めることがわかっていて、なぜ総選挙を控えたこの時期にスカイマークやJALがこのような動きに出たのか、それも不可解です。とうぜん結論は選挙後に持ち越し、ということになるでしょうけれど。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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