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2014-12

シラケ選挙を象徴している!?沖縄選挙

 史上最低の低投票率を更新した今度の総選挙。戦前の予想どおりの野党の体たらく、自民の圧勝に終わり、シラケたムードが流れています。そんな衆院選の中で、唯一、自民が4つの小選挙区で全敗したのが沖縄でした。昨日まで沖縄にいたので、地元の人たちにいろいろ聞いてきましたが、さほど盛り上がっている様子でもなく、不思議な空気を感じました。
 小選挙区の自民全敗というのはやはり基地建設という争点の結果ではあると思います。ただし、沖縄県民はなかなか複雑で、政治信条や投票行動を表に出さないので、わかりづらい。
 なにしろ4つの小選挙区に立候補した9人の候補者のうち、基地反対の「建白書」に署名した4人が当選してはいますが、残る5人もすべて比例区で救われています。つまり、候補者全員が当選しているわけで、いったい何のための選挙だったのか、という話。ある意味で、今度の衆院選を象徴しているようにも思います。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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