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2015-03

大阪都構想の奇妙な現象

 本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」に大阪都構想にまつわる地元の話を書きました。

 来る5月17日におこなわれる大阪都構想の住民投票を前に、大阪では奇妙な現象が起きているという。実は有権者の多くは、大阪維新の会代表の橋下徹が掲げる大阪都構想にすっかりシラケている。ところが、住民投票は可決され、構想そのものは承認されそうだとか。
 3月14日、15日の両日に共同通信が大阪市内の有権者を対象におこなった都構想の世論調査では、賛成43・1%、反対41・2%とほぼ横並びだ。にもかかわらず住民投票で可決される可能性大というのは、なぜか。ある大阪府議の解説。
「大阪市民は、都構想など関心がない。その無関心層は都構想に反対の人だから、投票率がかなり下がると言われています。となれば、逆に投票所に行く有権者は、たいてい賛成票を入れる。結果、住民投票で都構想が可決されるわけです」

 奇妙な現象ですが、その裏では中央政界の暗闘も繰り広げられています。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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