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2015-08

また「棚上げ策」岩手県知事選の自民不戦敗

 9月6日に投開票される岩手県知事選に立候補するはずだった平野達男参院議員(元復興相)が、出馬断念を公表しました。明日9日の埼玉県知事選で上田知事にダブルスコアーをつけられている自公が2連敗を避けるため、〝敵前逃亡〟したといったところ。ただ、平野さんにとっては、政治生命の危機になりかねない話ですから、お気の毒です。
 もともと平野さんは、自民党の二階、麻生連合で小沢王国切り崩しのために担ぎ出した人。もともと民主党時代の復興担当相でしたから、民主の切り崩しにも使えると踏んだのかもしれません。ただし、安保法制の審議で自公の旗色が悪くなり、敗色濃厚。あきらめざるをえなかったということでしょう。さて次は何が起きますか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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