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2016-02

防衛省が無意味なPAC3を配備した理由

 いともアッサリ北朝鮮がミサイルを発射し、世界中が戸惑っていますが、先週基地問題を取材するため小生も沖縄に滞在していましたところ、現地の記者たちは大忙しでした。北朝鮮のミサイルが石垣や宮古の上空を飛ぶということから、安倍政権では迎撃装備PAC3を両島に配備。いざとなれば撃ち落す体制をとったといわれます。
 が、防衛の専門家に言わせると、今回のPAC3はほとんど意味のない配備だとか。PAC3は大気圏外には届かないため、打ち上げ時か落下時を狙い撃ちする装備なので、テポドンの飛行予定だった石垣上空の大気圏外も無理なのだそうです。で、仮に何らかのトラブルで落下してきた場合はどうか、といえば、レーダーによる予測から外れたルートも追いきれないといいます。
 つまり今回の配備は格好だけ。なぜこんなことをしたのか、といえば、沖縄県民をはじめとした日本国民に沖縄防衛の危機感を煽るためなのだそうです。そんなことで税金をつかうとは……。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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