2016-03

一矢報いた新潮「乙武不倫スクープ」だが

 ショーンKに続いて週刊新潮の乙武(洋匡)君の不倫スクープがさく裂しています。これまでなんとなく噂されてきた話でしたが、どこも触らなかった話。さすが新潮らしいと溜飲が下がりました。もっとも、昨日会った文春の編集幹部によれば、「文春、またやったね」と勘違いして連絡して来る人も少なからずいるとか。新潮としては、あれだけ特ダネをもっていかれていたのだから、それも致し方ないように思います。
 なぜ、文春にこれだけスクープが集まるのか、といえば、答えは簡単。他の週刊誌ならびに新聞、テレビがだらしないからでしょう。文春は普通にやっているだけ。スクープは運不運が付き物ですが、普段の取材準備ができてはじめて可能になるのだろう、などと自戒を込めて思う今日この頃です。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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