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2016-04

ダブル補選1勝1敗の考察

 昨日、参院選の前哨戦と位置づけられた北海道5区と京都3区の衆院ダブル補選の結果が出ました。北海道では自公推薦の和田義明氏(44)が民進、共産など野党連合軍推薦の池田真紀氏(43)をおよそ1万票差の僅差で破り、当選。京都3区では、民進党前衆院議員の泉健太氏(41)が、おおさか維新の会新人の森夏枝氏(34)にトリプルスコアーの大差で圧勝しました。
 問題は選挙結果をどうみるかです。北海道補選は自公が過去の得票から4000票ほど上乗せし、民進・共産連合はほぼ前回と同じ。野党共闘が機能したと見る向きもあります。また自公の票にはムネオ票(2万5000)も含まれるので、実際は減っているとの見方も。いずれにせよ微妙な票差だけに、参院選を決定づけるとまではいかないでしょう。
 また京都の場合は自民の代わりに候補者を立てたおおさか維新が惨敗。やはり橋下不在が大きいということでしょう。参院選もけっこう負けるのでは……。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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