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2016-09

だから「資金源」と書かれる小倉さん

 今日発売の週刊文春で、8月25日に覚醒剤所持容疑で逮捕された俳優兼画家に50万円を渡したと報じられた小倉智昭さん、さっそくMCを務める特ダネで弁解していました。要約すると、本人曰く「むろん覚醒剤の件は知らず、彼の絵の才能にほれ込んで応援したいと思って付き合ってきた。逮捕当日、誕生日のプレゼントを渡すといわれ食事をした。誕生日は5月だが、膀胱がんでの入院やリオ五輪の出張があって俳優となかなか会えなかった。誕生日プレゼントとして30号(号当たり4万円)の絵をもらったので、30万円を渡した。それを資金源と言われるのは心外」とのこと。
 この言い訳あまりに変ではないでしょうか。誕生日プレゼントにお金を支払うのは失礼だし、しかも小倉さんは、彼の絵は1号当たり4万円だから相場よりずい分安い、などと妙な言い訳をしている。そもそも3カ月遅れの誕生日祝い。その当日に逮捕。
 反省しています、だけでいいのに、これでは資金源と書かれても仕方ないのでは。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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