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2016-09

豊洲市場建設「石原発言」のウソ

 今日の毎日新聞(ウエブ版)を見ると、一目瞭然です。

豊洲市場:石原元知事、地下コン箱案言及 08年定例会見
 東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の主要建物下に土壌汚染対策の盛り土がされなかった問題で、石原慎太郎元知事が2008年5月30日の定例記者会見で、土壌汚染対策として地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していた。会見では、当時の担当局長にこの案を検討するよう伝えたことも明らかにしていた。
 石原氏は会見で、インターネット上で海洋工学の専門家が「(土壌汚染対策は)違う発想で考えたらどうか」と発言していたことに触れた。その上で「(豊洲市場予定地の)土を全部さらっちゃった後、地下2階ぐらいですかね、3メートル、2メートル、1メートルか、コンクリートの箱を埋め込むことで、その上に市場としてのインフラを支える。その方がずっと安くて早く終わるんじゃないかということでしたね」と案を紹介した。
 08年5月19日には土壌汚染対策を検討する外部有識者の「専門家会議」が、土を入れ替え盛り土をする案を示していた。一方で当時、670億円と見込まれていた汚染対策費が1000億円を超えるとの見方も出ており、石原氏は同月16日の会見で「もっと費用のかからない効果が高い技術があるかもしれない」と述べていた。
 石原氏は13日に出演したテレビ番組で、主要建物下に盛り土がされていなかったことを知らなかったとして「だまされた。現場の人間にしか分からないことだ」と話していた。

 さて、慎太郎さん、どう答えますか。また政策を引き継いだ猪瀬さんはいかに?
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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