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2016-10

「官房長官」「防衛相」2閣僚の領収書の考察

 共産党が火をつけた菅官房長官と稲田防衛大臣の領収書問題。稲田さんの件は前々から指摘されていましたが、ここへ来て菅さんの分も出てきました。2012〜14年の間、菅官房長官は270枚で1875万円分、稲田防衛大臣は260枚で520万円分の筆跡が同じだyとのこと。他の政治家の政治資金パーティに出席した際の領収書について金額が白紙のものをもらい、あとから書き込んだようです。菅さんは5万円、稲田さんは2万円が目立ちます。
 この問題、二人とも法的に問題なし、と言い逃れています。政治資金規正法の政治資金の使い道を明らかにするという趣旨から外れているのは言うまでもありませんが、なによりあとから金額を空欄にしているというのは、あとから自由に書き込めるから。何のためにそうしたのか、その説明責任があるはずですが。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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