2017-08

地面師詐欺「積水ハウス」被害63億円の内訳

 五反田の旅館を舞台にした地面師詐欺事件が騒動になっています。くだんの物件については、数年前から不動産業界の一部で話題になっていたそうで、当時から「積水ハウス」の買い付け証明まで出回っていたといいます。売買をもちかけられた人に聞くと、もとは地上げ案件だったとか。そのため金主を求めて不動産ブローカーが暗躍してきたようで、これまでにも寸借詐欺が横行してきたといいます。
 で、問題はなぜここへ来て積水ハウスが63億円も出したのか、という点。事実上、仲介業者に渡したのは52億円だそうです。その52億円は大きく3ルートに分かれて資金が流れているとのこと。事件の摘発までにはまだまだ時間がかかりそうです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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