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2017-11

総選挙惨敗「小池百合子」の怪人脈

 10日発売の文藝春秋12月号に小池百合子さんの記事を書きました。少し遅くなりましたが、ご報告です。

 今から十二年前の二〇〇五年八月八日の参院本会議、自民党内で三十人もの造反議員が出で、郵政民営化法案が否決された。首相の小泉純一郎は間髪を置かず、衆院の解散に打って出た。それから間もなくの出来事である。
JR池袋駅南口に隣接する「メトロポリタンホテル東京」三階の宴会場「富士の間」に、およそ五百人が集った。都心の高級ホテルで参加費用が一人三千円という格安の立食パーティだ。きらびやかな宴会場には、高さ五・七メートルの天井からクリスタルのシャンデリアがつり下げられ、その光が参加者たちを包み込んでいた。宴を催したのが、デヴィ・スカルノだ。
小泉郵政選挙の刺客第一号を応援する――。造反組の小林興起の対抗馬として、来る九月十一日投開票の総選挙に出馬した小池百合子を支援するいわゆる勝手連の決起大会である。(以下略)

 複雑怪奇な政治とカネのネットワークがそこにあります。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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