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2017-12

特別国会の野党「森友加計学園」追及2

 このあいだ、特別国会について「いま一つ」と書きましたが、面白い部分もありました。本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」。

 まるで別々の二つの党に所属する議員が質問しているかのようだった。目下、審議中の特別国会における希望の党の議員たちだ。11月28日の衆院予算委員会で、第二党として希望の党の代議士たちが登場した。初めに質問に立ったのが長島昭久だ。
「希望の党は相手を尊重しながら、建設的な議論をしたい」
 そう提案型の野党を強調すると、自民党から拍手を浴び、得意の安全保障や幼児教育問題で持論を展開。
「赤いカラスは、全てのカラスを捕まえないと証明できない。なかったことを証明するのは悪魔の証明」
前日、首相の好きな言葉を使ってあからさまにそう庇った自民党の田村憲久とさして変わらない。さらに希望の党の3番バッター、津村啓介にいたっては、「アベノミクスのバージョンアップを」とまるで援護射撃をする。(以下略)

 口裏合わせの音声テープや加計学園の官邸訪問。政権側は嵐の過ぎ去るのをじっと待つしかないのでしょうが、そろそろ自民党内でも追及の火の手があがらないものでしょうか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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