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2018-02

財務省はなぜ今になって文書を認めたのか

 本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」に、論戦中の国会で余裕を見せる政府・霞が関の声を紹介しました。たとえば、森友問題についてはこんな感じ。

「あれは財務省から国交省に『2週間で値引きの算定をしろ』と迫られ、従ったまで。近畿財務局ではなく財務省の本省マターで、国交省の大阪航空局という出先機関に命じたのだから、従わざるをえないのはあたり前。今さらそれを問題にされてもねぇ」(官僚A)
 値引き算定は、財務省によるやらされ仕事だから罪はないというのが、国交省側の言い分のようだ。(一部抜粋)

 国会は全体的に低調な感が否めませんが、ここへ来て、財務省が土地値引き交渉の文書の存在を明かしました。隠しきれなかった防衛省・自衛隊の文書と同じなのか、ひょっとすると反政権の動きがあるのか、などと推測しますが、その理由がいま一つわかりません。いずれにせよ悪いことではありませんので、たとえば加計学園による2015年の官邸訪問のときの文書も出してほしいものです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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