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2018-02

森友「土地値引き」資料公開の深層

 前回に続いてなぜ今になって財務省が森友資料を公開するのか、そこを考えてみました。一つは、今度の資料が財務省内における法務部門との問答になっていることから、隠しきれないとの判断かもしれません。すでに昨年2月の段階で、土地暫定価格資料の存在が国会で出ていましたので。
 希望的観測を持って推測すれば、安倍政権への気遣いをしてきた法務・検察も、一枚岩ではなく、地検特捜部の現場捜査派を抑えきれなかったということかも。
 そして資料の公表が昨日9日という絶妙のタイミング。冬季五輪の開幕式に安倍首相が出席すると決めたのも、そういう理由からではないかと感じてしまいます。ここから風穴があき、加計学園の2015年4月の官邸訪問時の中身が出て来ないものでしょうか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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