FC2ブログ

2018-04

内閣支持率「日経40%超」の怪

 本日付の日経新聞によれば、世論調査の結果、安倍内閣の支持率が43%になったとことです。不支持率は51%。内閣支持率は低めの朝日・毎日・時事に対し、高値の日経・読売・共同という構図が続いています。先の共同に続き、日経も底を打ったかのような打ち出し方をしているので、安倍さんも喜んでいるのではないでしょうか。
 この状況で支持率が4割を超えていること自体、合点がいきませんが、日経では続けて、野党の国会審議拒否について、不適切という回答が64%に上ったとし、いかにも野党の国会対応がまずいかのような報じ方をしています。問題は野党側ではなく、証人喚問に応じない与党側にあるはずなので、これも納得できません。が、よくよく見ると、その実、64%の回答は「適切ではない」というもの。不適切というのとややニュアンスが違うのではないでしょうか。
 国会審議拒否が適切か、適切ではない、かと問われたら、それは適切ではないと答える人が多いでしょう。その批判は野党より与党に向けられているとみることもできるのではないでしょうか。政権寄りといわれる日経や読売で内閣支持率がある程度保たれてるのは、野党の頼りなさの裏返しで、実際に国民がそこまで安倍政権を支持しているとも思えません。麻生辞任の調査も然り、でしょう。
スポンサーサイト



«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する