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2018-06

安倍政権にとって「諸刃の剣」国会会期延長

 今月20日の予定だった今通常国会の会期が延長される見込みだと読売新聞などが報じています。審議時間が短く、石井国交大臣の不信任案まで提出されたカジノ実施法案を成立させるためだというのが、大方の見方で、「政府・与党内で7月上旬まで会期を延長する案に加え、同月中下旬まで延ばす大幅延長論が浮上している」(読売)といいます。
 昨年、加計学園問題の幕を引こうと慌てて国会を閉じ、集中審議で済ませたのと比べると、今年は政権側にそれだけ余裕があるということでしょうか。ひょっとすると、官邸側が単に新聞に書かせて観測気球をあげているだけなのかもしれませんが、この状況で、さほど支持率が下がっていないという不思議な事態に加え、日朝首脳会談の話題で、森友・加計問題を封じ込められるという判断なのかもしれませんし、
 半面、ここへ来て、小泉進次郎さんや石破茂さんの動きが出てきたし、会期延長は野党にとって絶好のチャンス。ぜひ大幅に延長してほしいものです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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