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2018-08

ボクシングもレスリングも日大も権力抗争の匂い

 本日の週刊新潮に辞任を発表したボクシング連盟の山根明会長インタビュー記事が掲載されています。なかなか読みごたえがあって面白かった。最後に「会長はやめない」と締めくくっていましたけど、やはり流れは変わらず。ただ、ボクシングの世界に限らず、格闘技のみならずスポーツ・興行ビジネスに暴力団との付き合いは間違いなくあったのでしょう。告発者サイドには、倶利伽羅紋々の入った前科者がいると山根会長はおっしゃっていますし、現在も完全に関係を断ち切れているとも思えません。
 今度の処分で、暴力団という反社会的な存在を認めてはいけないという意味は理解できますが、誤解を恐れずに言えば、知り合いにそのような人がいるから悪いという話でもないでしょう。とどのつまり、今回の件は関係が明るみ出たらアウトという話にも見えます。しかしそれなら山根会長の言い分に従って調べ、場合によっては相手側も何らかの処分をする必要があるのでは。レスリングも、日大もなんとなく片方に入れ込みすぎているマスコミのきらいが気になります。
 
 
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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