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2018-10

地面師「主犯格」取り逃がし

 本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」で地面師の捜査について書きました。

 かねて囁かれてきたXデーが、ついに訪れた。日本を代表する住宅メーカーが、JR五反田駅前の旅館を舞台に、55億5000万円も騙し取られた前代未聞の地面師事件が摘発された。積水ハウス事件はこの数年、跳梁跋扈してきた地面師詐欺の中でも、飛び抜けてスケールが大きい。地面師事件史上、最大の被害額である。
 それだけに、警視庁も見過ごせない。昨年8月、詐欺が明るみに出て以来、およそ1年3カ月、犯行グループの逮逮捕情報が流れてきた。はじめは年度末の今年3月、その次が7月だ。事実、夏には犯人グループの取り調べが始まり、事件化の期待とともに、テレビや新聞の取材活動も活発になっていった。
「8月末の新捜査二課長への交代を待って、9月はじめの本格捜査着手では」
「積水事件は警視総監マターなので、三浦正充さんが総監に着任する9月半ばかな」
 などと、さまざまな逮捕情報が駆け巡ってきた。(以下略)

 昨日、連絡役として10人目(別件を入れると11人目)の逮捕者が出ましたが、肝心の主犯には届いていません。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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