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2019-04

実は芝居!?「二階幹事長」の大阪維新の会批判

 「意識的にサボタージュすることがあったとすればけしからんことだ」――。維新圧勝、自民惨敗となった大阪のダブル選挙について7日の会見で、官邸が応援に現地入りしなかった件を問われ、二階俊博自民党幹事長は記者にそう言い放ちました。二階さんは従前より維新に批判的で、「少し思い上がっているのではないか」と選挙前に言っていました。それだけに、官邸と自民党の亀裂を指摘する声もあります。が、どうも怪しいもんです。
 二階さんはその裏で、菅官房長官は安倍後継の資格あり、と文藝春秋(今日発売)のインタビューで答えています。最近、二階さんと菅さんの接近がしばしば目撃されており、麻生副総理との対立を生んでいいます。
 つまりは、一連の二階発言は臭い芝居。そう考えると、大阪で自民支持層が大量に維新に流れたのも頷けます。かつて、小泉さんを支援するためヒールを買って「干からびたチーズ」発言の小芝居をうった森喜朗元総理とうり二つではありませんか。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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