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2019-04

自民惨敗かダブル選か「安倍政権」の選択

 いま一つ盛り上がらない統一地方選ですが、その裏で、官邸は来る参議院選に向けて危機感を募らせているそうです。与党にとって今度の参議院選挙は12年に1度の鬼門といわれます。参院選挙では野党の統一候補調整が進み、とくに東北はかなり強力なのだとか。共産党も野党協調に向け、党名を「女性の党」などに変えるのではないか、と囁かれているほど。いずれにせよ自民は予想以上に苦しいみたいです。
 で、安倍政権の打つ手がダブル選挙。ダブル選なら、政権選択選挙となり、野党には任せられないという国民の意識が働くからなのだそうです。閣僚や副大臣の失態が続き、衆院の補選に大苦戦しても、内閣支持率はむしろ上がり基調。これは政治ショーと化した改元効果のおかげばかりではなく、安倍政権が倒れたら、どこが政権を担うか、という問題が根底にあるからでなのだといわれます。それほど野党が頼りない。
 ダブル選挙の決断は5月20日がタイムリミットとか。それでいいとは思いませんが……。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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