FC2ブログ

2019-08

なりものヤフー・井上雅博伝「キーパーソン」⑱

 週刊現代で連載中の「なりもの」の今号は、先週に引き続き、ソフトバンクのターニングポイントとなった時代のキーマン。

 松本真尚は井上雅博のまわりにいた個性ある幹部社員たちのなかでも、とりわけ得意な立ち位置にいた。ヤフーの松本といっても、一般にはあまり知られていないかもしれない。だが、ソフトバンクが通信事業者として本格的に崛起する過程のキーパーソンといえる。
ヤフー・ジャパンに中途入社して社長室に配属された松本は、井上の命を受け、ヤフーBB事業のため、ソフトバンク社長の孫正義のもとへ派遣された。入社したばかりなので何の肩書もない。そこで図らずも、井上の名代としてグループのCEO会議に参加するようになる。
「すべて松本に任せています」
ヤフー本社に残っていた本人と電話会議でつながり、井上がそう話した。社運を賭けたヤフーBB事業の会議に出てこない。孫の怒りのボルテージはますます高まった。(以下略)

スポンサーサイト



«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する