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2019-12

安倍首相が手こずる文在寅政権の秘策

 慰安婦や徴用工を巡る韓国の文在寅大統領はかなりひどいとは思いますが、それでも安倍晋三首相はかなり手こずっています。なぜか、その理由は文政権に4割近い国内の支持基盤があるからでしょう。ある意味、岩盤の支持で、何があっても離れない。
 ではどんな人が文さんを支持しているのか、ある韓国通の官僚に聞くと、それは40代以上の主婦、母親なのだそうです。極め付きの学歴偏重社会にあって、手厚い教育費政策を打ち出している文政権の強みがそこ。加えて、さらに来年4月の大統領選に向けた秘策も囁かれています。
 それが徴兵制の廃止。母親層の願いであるとともに、20代の若者の圧倒的な支持を得ることができる。そのための北朝鮮融和策だとなれば……。加えてもう一つ、朴槿恵などの釈放なども頭にあるらしく、それは保守派の分断を狙っているのだとか。実際にやれば再選間違いないかも。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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